UAVで上空から撮影された複数の垂直写真をつなぎ合わせ、歪みを補正することにより、簡易オルソ写真を作成することができます。
対空標識を使用せずに撮影するので、航空写真測量までの精度はありませんが、河川・路線・農地・災害等の状況把握に利活用することができます。また、写真や地図、グーグルマップ等に被せることもできます。
下の写真は、200枚以上の垂直写真をもとに作成された「簡易オルソ」画像です。
UAVで撮影された垂直写真
垂直写真をつなぎ合わせ補正された「簡易オルソ」画像
撮影された垂直写真の幾何補正済みと標高データを組み合わせることにより、3次元画像を生成することができます。
3Dデータは、3D-CADソフトを使用し、縦横断図の作成や概略設計等に活用することができます。
さらに、UAVを用いた公共測量も実施することができます。
その際に、地形などの理由でUAVによる垂直写真撮影が困難な場合は、地上レーザースキャナを併用し観測します。調査後、撮影データと観測データを合成し、3Dデータを作成します。
※サンプルのためデータサイズなどを変更しています。